窯主エッセイ 牡丹の花と父の思い出
牡丹の花と父の思い出 PDF 印刷 Eメール
作者: 青木 清高   
2011年 5月 04日(水曜日) 08:15

有田の街の表通りが、年に一度陶器市の準備で慌ただしいころ、我が家の工房の片隅に毎年この時期、ひっそりと牡丹のはながさきます。

3年前、父はこの牡丹の花を一生懸命スケッチし、大皿に描いておりました。亡くなる4日前の事で、今でもその大皿は未完のままアトリエに残してあります。

 

牡丹

 

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