窯主エッセイ 過ぎゆく夏を惜しみつつ・・・・
過ぎゆく夏を惜しみつつ・・・・ PDF 印刷 Eメール
作者: 青木 清高   
2013年 9月 01日(日曜日) 21:02

今は、秋の日展に向けての制作に追われています。天気のいい日に釉薬をかけた作品を乾燥させているところです。

もう今日になりましたが、発掘調査が進んでいる、山辺田窯工房跡の現地説明会の日です。雨にならねばいいなと思っています。おそらく、380年近く前の工房の跡、まさに有田の色絵の誕生の地、制作の現場という貴重な場所が民家の下や、水田の下に、まだまだ眠っています。あらためて凄い所に自分が生を受けたと感じています。

 

■写真 灰釉なので、再度素焼きをして釉薬の層を厚くしてゆきます。

 

■写真 自作の青磁食器にマスカットを盛りました。自論ですが、この季節、葡萄の色が一番青磁にマッチします。

 

 

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